2018年 09月 03日
馬鹿が風邪をひかないのは体が丈夫であるからではない |
【9/4(火)の易の言葉】は【復・フク】です。
人の帰るべき道は常に善という道です。
ですが、人は、往々にして道を踏み外してしまいます。
【自分の歩むべき道に戻ること】を心がけましょう。
中(あた)らずといえども遠からず、切に願えばその道は見えてきます。
【解説】
「馬鹿は風邪をひかない」と言いますが、あれは、「馬鹿だと体が丈夫である」からではなく、「馬鹿だと自分が風邪をひいていることに気付かない」からそのように言うそうです。
これと同じで、回復や改善への第一歩は、自分に、「誤り・過ち・至らなさ・弱さ」などがあると気がつくことです。
論語にも、「過ちて改めざる、これを過ちと言う」(過ちを犯しているのにそこに居直るのなら、これこそが過ちで、自分の過ちに気がついて改めるのなら、それは過ちではない)とあります。
回復・改善は、自分の「誤り・過ち・至らなさ・弱さ」を受け入れる勇気と心の強さから始まります。
by ekitoday
| 2018-09-03 22:06
| 今日の易の言葉