2019年 01月 27日
自分の無知を認めている人は人の無知を責めない |
【1/28(月)の易の言葉】は【蒙・モウ】です。
わからないことをわからないとして、【自分の無知を認める】ことが大事です。
これが無知の知です。
知っている人は必ず居ます。心を開いて問うてみるのです。
自分の無知を認め、人に問うことができて、やっと物事が前進するのです。
【解説】
自分の無知を認めている人は、人の無知を責めません。
自分には知らないことがあり、人の身では全てのことを知ることは不可能だということを認めている人は、誰かが何かを知らなったとしても、「そんなことも知らないのか?(お前はバカだ)」などとは言いませんし、思いましません。
これとは逆に、知識も知恵もない人に限って、自分の無知を目に入れないようして、「自分は何でも知っていて、何も知らないことなどない」と思い上がり、人の無知を発見すると「そんなことも知らないのか(お前はバカだ)」と人を見下します。
自分の無知を認めればこそ、新たに学ぶこともできるのです。