2019年 06月 04日
焦りとは砂漠の暑さでありシベリアの寒さである |
【6/5(水)の易の言葉】は【剥・ハク】です。
人はとかく焦りに陥りやすいものです。
目先の利益は大きく見え、遠くの目標は近く見えるからです。
現実と今を見ることで【着実・堅実の道】を選びましょう。
この気持が持てれば、心配していたことが馬鹿らしく思えてきます。
【解説】
早くしよう、うまくやろうという気持ちがはやり、これが高じて一線を越えると、これが「焦り」という気持ちになります。
誰でも焦った経験はあると思いますが、なぜ焦るのがダメなのかと言えば、寝ているときに背中に差し迫ってくるような寒気にも似たその感情が、判断力を鈍らせるからです。
砂漠のど真ん中のような暑いところで、判断力をいかんなく発揮できる人はめったにいないでしょう。
また、冬のシベリアのような極寒の地で、的確に判断を下して生き延びることができる人もほとんどいません。
暑さや寒さが判断を鈍らせるように、激しい不安である「焦り」は、判断を鈍らせます。
by ekitoday
| 2019-06-04 21:35
| 今日の易の言葉