2019年 06月 12日
自分を観察できない人は人の上に立ってはならない |
【6/13(木)の易の言葉】は【観・カン】です。
人は誰にもまして、【自分のことをしっかりと観察】しなければなりません。
自分のことも観察できない人には、人を観察することはできません。
誰かの目の中のホコリを気にする前に、自分の目の中にある柱に気づきましょう。
【解説】
自分のことを観察できない人が人の上に立つと大変なことが起きます。
まずそもそも、自分のことを観察できない人は、自分のズルや自分の悪いところを認めません。
なぜなら、自分のことを客観的に観察できていないために、「まさか自分がズルや悪いことをしている」とは思わないからです。
これはつまり、「ズルや悪いことを平気でする人」が人の上に立つということになります。
こうなると、その下にいる人は、みな「ズルや悪いことをしても人の上に立つことができるんだ」とズルや悪いことをするようになります。
こうなれば、組織内にはズルと悪事が蔓延し、皆が皆、お互いに騙しあい傷つけあうことになります。
by ekitoday
| 2019-06-12 21:44
| 今日の易の言葉