2019年 06月 21日
少し注意するだけで防げる過失はたくさんある |
【6/22(土)の易の言葉】は【大過・タイカ】です。
日常的なことや慣れたことや簡単なことには、過ちを犯しがちです。
何事も【軽く見ずに慎重さを失わない】ことが大事です。
そのような気持ちがないと、いつか深い川を歩いて渡ろうとすることになり、結局は失敗します。
【解説】
過失とは「故意ではない」「わざとではない」「悪意があってやったわけではない」失敗や損失のことです。
過失と一口で言っても、その種類は大きくふたつに分けることができます。
ひとつが、自分の実力を見誤って、「できないことをできると思って失敗した場合」です。
例えば、子供が溝をジャンプで飛び越えようとして、溝に落ちてしまうような失敗です。
もうひとつが、「それはできるのだけど、注意が足らないために起きる失敗」です。
溝を飛び越えようとしたき、足元がぬかるんでいることに気づかず溝に落ちる場合です。
少し注意するだけで防げる過失はたくさんあります。
その少し注意するだけで防げる過失の代表的なものは、「口による災い」です。
思ったことをすぐに口にして失敗した、あるいは、そういった人を見たことがあるという方は多いと思います。
少しだけ言おうと思ったことを我慢するだけで、「口による災い」はかなり減ります。
by ekitoday
| 2019-06-21 21:32
| 今日の易の言葉