2019年 10月 15日
ストレス解消は嗜んでいるうちが花 |
【10/16(水)の易の言葉】は【師・シ】です。
無意識のうちに積み上がっていくのがストレスや不安です。
これはあるところで表に出るのですが、善い結果の原因とも悪い結果の原因ともなります。
【ストレスや不安の適切な処理】を心がけましょう。
訓練を心がけ、理性で修正するのです。
【解説】
この現代日本において、ストレスや不安がないということは非常にまれなことです。
ですので、誰もが何かストレスの発散をどこかでしているものと思います。
例えば、買い物、携帯ゲームのガチャ、賭け事、お酒、ゲームなどが一般的なストレス解消法です。
しかし、これらは嗜(たしな)むものです。
嗜むものは、嗜んでいるうちは、恥ずかしいことでもなく、悪いことでもないのですが、限度を越えると大変なことになるものがほとんどです。
ですので、ストレスの解消も「決まりがあること」「自分で限度を決めること」が重要です。
決まりと限度さえあれば、嗜むことは悪いことではありません。
捕捉、初爻「師は出るに律を以てす、否なればよきも凶」より。師は戦、軍隊のことだが、それは国民の不安や欲求が形となったもの。個人で戦争や軍隊はあり得ない。つまり、個人の不安や欲求が形となると、それはストレス解消になる。「律:はっきりとした決まり」がないと失うものがある。
by ekitoday
| 2019-10-15 22:15
| 今日の易の言葉